【台中】「台中公園」大規模な公園
今回は台鉄台中駅から徒歩約10分の距離にある台中公園です。台中公園は日本統治時代に整備された歴史のある公園で、公園という名前にしては、かなり規模が大きく、自然豊かで見るべきものが色々とあります。
台中公園基本情報
公園名:台中公園
住所:台中市北區雙十路一段65號
敷地面積:26,140坪
公園内施設:
人工湖、湖心亭、亭台楼閣、曲橋などの優美な施設、野外音楽ステージ、
児童遊戲区、テニスコートなど
地図:
グーグルストリートビュー
台中公園の歴史
台中公園は元々、丘陵が起伏しており、湿地、竹林、墓地があった場所でした。日本統治時代の1903年(明治36年)3月には公園用地として整備され、10月28日に開園しました。敷地内の湿地は人工的に日・月の形をした池が造られました。
その後、1908年(明治41年)10月24日に縦貫鉄道が開通したことに伴い、台中公園が祝賀大会の会場として選ばれました。その際、祝賀大会に訪れる閑院宮載仁親王の休憩観覧場所として池亭(現名前:湖心亭)が建設されました。
台中公園訪問記
台鉄台中駅から徒歩約10分、自由路二段と公園路の交差点に公園の入り口があります。道路から見た感じでも非常に広々とした公園であることがわかります。
公園の入り口から入ると、正面には大きな湖があります。湖の上には、ボートに乗った人がいっぱいいました。この湖の名前は「月日湖」という名前です。
湖の上にかかる赤い橋を通って、湖の真ん中にある島に行ってみます。この赤い橋は非常に綺麗です。
赤い橋を渡って、左方向に歩いていくと「湖心亭」があります。1999年に台中市政府により指定古跡に指定されました。
建物の中に入ると、昔の雰囲気があります。木が多く使用されています。非常に開放感があり、見晴らしがいいです。
少し離れた場所からみた「「湖心亭」です。池の上に浮かんでいるような雰囲気です。屋根の部分が非常に徳量的ですね。
丘の上にある望月亭というベンチつきの休憩所的な場所があり、清朝時代の建築を移築して屋根。屋根の下にある扁額は清朝時代のもので「曲奏迎神」となっています。これは「音楽で、災いをなす霊などを鎮めた」という故事に由来するようです。
旧台中神社の隣には「更楼」があります。こちらは外敵を見張る塔になります。台中公園を作る時に土地を寄付した「呉鸞旂」の住宅からの移築です。中華風の建物ですね。
今回は多くの人が訪れる規模の大きさ台中公園でしたが、また旧台中神社のご紹介が出来ておりませんので、次回以降に紹介していきたいと思います。
台中に旅行に来たときにはぜひ、行ってみてください。かなり規模が大きい公園ですので、想像以上だと思いますよ。
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