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【台南】「新化街役場」日本統治時代のリノベレストラン

台南, 歴史的建造物

 今回は台南の市街地からバスで45分程の新化にある「街役場」の建物です。名前は街役場ですが、日本統治時代に建てられ、現在は「1934古蹟餐坊」というレストランが建物を利用して営業しています。
 台湾では日本統治時代の建物をリノベーションして活用することを見かけますが、今回の建物もそのような感じの利用方法です。

新化街役場基本情報

史跡名:新化街役場

住所:台南市新化區忠孝路500號

営業時間:11:00-22:00
     (月曜日休み)
     *レストランの営業時間     

ホームページ:http://www.1934.com.tw/index2.html

地図:

グーグルストリートビュー

新化街役場の歴史

 新化という街名はもともと、大目降街という名前であったが、1920年(大正6年)に台南州新化郡となりました。1934年(昭和9年)に台南州新化郡の役場として建設されました。建物の入り口部は、当時ヨーロッパやアメリカで流行したアールデコの影響を受けており、また屋根瓦には当時の最新技術で焼かれたものが使用されていました。
 
 戦後は新化鎮公所(役場)として利用されてきましたが、1996年に新庁舎が完成すると、役場としての役割が終了しました。

 1999年には建物を取り壊し、駐車場にする計画がありましたが、地元の人々からの取り壊しではなく、保存しようという声があがり、駐車場は地下駐車場にすることとなりました。地下駐車場の工事期間中には200mほど離れた青果市場前の広場に市民が一丸となって縄を引いて建物部分を一旦移動させてました。移動に当たっては建物の重量を軽くするため、屋根瓦をすべて取り下ろし、地元の小学生たちが瓦運びを手伝いました。

 地下駐車場が完成した2002年3月には、元にあった場所に建物が戻ってきました。2005年に修復工事が完了し、「水灣餐廳」という高級レストランが街役場の建物を利用し営業が始まりました。2009年からは、現在の「1934古蹟餐坊」がレストランとして利用して今に至っています。

新化老街とは

中正路沿いにバロック調の建物が並ぶ街並みです。

新化街役場訪問記

中正路と忠孝路の交差点に新化街役場があります。交差点付近からってものを見ると、建物の前には、テーブルと椅子があり、テラスのような感じになっています。建物の壁の色に歴史感を感じます。単なる古い建造物という印象よりもどこかお洒落な雰囲気を感じます。台湾の人は古い建物を利用してお洒落な感じに見せるのがうまいですね。

こちらは正面からです。入口には街役場と書かれています。少し離れた場所から見ると、屋根の瓦が見えます。建設当時は最新の技術で焼かれたものです。年を経て見ても心惹かれます。

入り口のところの照明が非常に歴史感があります。また2本の円柱の柱が非常に特徴的です。

こちらが昔の街役場の写真ですが。建物前の雰囲気が現在と違いますが、建物はほぼ現在と同じですね。

こちらが建物を横から見たものになります。今回は建物の中には入りませんでしたが、外から見た中の様子は、レトロ感のある雰囲気でした。

新化は、街役場以外にも老街、武徳殿、日式建物群、防空壕と観光できるものがいっぱいありますので、台南に来たら、新化まで足を運んでみてはどうでしょうか?

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