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【台南】「重慶寺」月下老人のいる四大廟

廟・寺院, 台南

 台南は街を歩いているとあちこちに廟があります。台湾旅行される人は廟に行くことがあるのでしょうか?台湾の廟は、観音菩薩といった仏教の仏様、そして道教の神様が祀られていることが多いですが、特に道教神の中でも縁結びの神様である「月下老人」は、皆さんの興味のあることろではないでしょうか!!
 今回は台南の月下老人がいる四大廟のひとつである「重慶寺」を紹介したいと思います。

重慶寺基本情報

廟名:重慶寺

住所:台南市中西區中正路5巷2號

拝観時間:9:00-18:00

ホームページ:

地図:

グーグルストリートビュー

重慶寺の歴史と概要

 創建は1721年。1778年に重修された。日本統治時代の1961年に現在の地に移設されました。その後戦争等で建物は幾度も損傷を受けましたが、修復後も外観は変わることなく現在に至っています。廟内の壁画や門神などは有名な絵師、潘麗水氏によるものです。
 重慶寺の主神は観世音菩薩です。仏教寺院になるわけですが、廟内には道教に関わる神々も祀られています。特に有名なのは、縁結びの神様である月下老人です。復縁を望む方が参拝すると効果があるようです。

月下老(月下老人)とは

 唐の韋固が旅先である夜に会った老人から未来の妻を予言されたという故事から、縁結びの神様として知られています。

 「続幽怪録」の故事によると、韋固という若者が旅の途中である宋城まで来ると南の宿屋に宿泊した。ある夜、街をぶらぶらしていると、月光の下で一人の老人が一心に本を読んでいました。老人の脇には大きな布袋があり、中には赤い糸がいっぱい入っており、韋固が何をしているのかを尋ねると、老人は「読んでいるものは、この世の中で誰と誰が結婚するか書いてある縁組の名簿を見ており、大きな布袋の中には赤い糸が入っており、夫婦になるはずの男女の足首を結び合わせるために使うのだ。その二人が仇同士であろうが、遠く離れていようが、貧富の差がどんなに大きくても、人の縁は生涯変わらず、夫婦となるんのだ」と答えた。

 興味を持った韋固は本と布袋を片付けて米市場のほうへ向かう老人の後について行った。米市場に着くと、前から3歳位の女の子を抱いた、目の不自由な貧しい婦人が歩いてきた。老人は韋固に「この婦人が抱いている女の子があなたの14年後のお嫁さんだ」と言った。韋固はそれを聞いて、こんな身分の低いものと、自分を侮辱しているのだと思い、腹を立て、家へ帰ったあと、下僕にその女の子を殺すよう命じた。そこで、下僕は女の子をナイフで眉間を一刺ししただけ逃げた。

 14年後、韋固は兵隊を率いて戦いに勝ち、手柄を立て相州の長官王泰の令嬢と結婚をしました。夫人は綺麗だがの眉間に傷跡がありました。結婚後、その眉間の傷の訳を聞くと、14年前宋城で乳母に抱かれて市場に行った時、何者かに突然刃物を向けられた時の傷のだと言います。妻はまだ幼い時に身分の高い両親がなくなり、乳母に育てられ、10歳の時に長官王泰の養子になったとこことでした。

 韋固は驚き、14年前のできごとを妻と岳父王泰に正直に打ち明けました。そして韋固は「あの老人はまさに結婚をつかさどる神様だったのだあの老人の話は冗談などではなかったんだ。結婚の縁というのは本当にずっと前から定まっており、天意には背けない。男女の縁組みは本当に神が決めるものだったんだ」と悟りました。そして妻と韋固の二人はこの縁をいっそう大事にして、幸せで相思相愛の生活を送ったそうです。

 この物語から月下老人は縁結びの神様として広くしられるようになりました。

 各廟でのお参りの仕方は、2つの三日月形の木片をお線香の煙の上を3回くぐらせ、両手に乗せ、自分の名前、生年月日、住所、願い事ひとつを詳細に念じてから木片を同時に投げる。表と裏が出れば願いを聞き入れてくれる。2つとも裏の場合は伝わっていないので、もう一度詳細に念じてやり直す。2つとも表の場合は日を改めて出直せ、ということのようである。

台南で縁結びの神様「月下老人」がいる四大廟

祀典大天后宮

 対象:独身で意中の相手がいる人で婚活に悩んでいる人

 祀典大天后宮詳細記事:https://oitaiwan.jp/post-2838/

祀典武廟

 対象:独身で想う人がいない人

 祀典武廟詳細記事:https://oitaiwan.jp/post-1181/

大觀音亭

 対象:カップルで一緒に参拝してゴールインしたい人

 大觀音亭詳細記事:https://satsumabird551.blog.fc2.com/blog-entry-613.html

 。、とか。

人気の高い神様は月下老人で、その前には「醋矸」と呼ばれる酢甕が置かれています。男女が喧嘩をした際に酢甕をかき混ぜ、月下老人や菩薩に心から祈れば、仲直りができるという言い伝えがあります。

重慶寺訪問記

湯徳章紀念公園から林百貨方面に行く中正路を歩き、ふたつ目の左側にある小さな路地である中正路5巷へ左折して50mほど歩くと廟があります。かなり静観な感じの雰囲気です。

廟内の敷地に入って左側には、「法源」と刻まれた石碑がありました。

こちらの石碑の説明が中文で書かれていますが、何が書いてあるかわかりませんでした。

それでは、廟の中に入ってみましょう。正面には重慶寺の主神である観音菩薩が鎮座しています。

月下老人は観音菩薩と同じ場所に祀られています。中腰姿なのは悩みを聞いたらすぐに相談者の仲介をしに出かけるためといわれています。

観音菩薩の前にはグラスに入ったろうそくが灯されていて、非常に綺麗でした。

ろうそくが灯された場所のちょうど右側には、功徳司が祀られています。

観音菩薩の右隣には、西嶽大帝です。

観音菩薩の左隣には、註生娘娘と臨水夫人です。

最後に速報司です。赤い紙に願い事を書けば、すぐに助け舟を出してくれるようです。そして、前に置かれた「醋矸」と呼ばれる酢甕壺の中に入っているお酢を右に3度回すと永遠の愛、左に3度回すと復縁が叶えられるといわれています。

台南には多くの廟がありますが、有名な廟、そして月下老人がいる4大廟はぜひ訪問してみてください。

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