【基隆】「基隆要塞司令部校官眷舎/要塞司令官邸」新たな基隆観光スポット

基隆

 今回は、2020年10月に修復が完了した基隆の古跡を紹介したいと思います。基隆要塞司令部校官眷舎と要塞司令官邸という史跡ですが、訪問した時は20年2月でしたので、修復中でしたが、現在は修復済みのため、見学できるはずです。
 それではそれぞれの史跡の詳細を紹介していきたいと思います。 

基隆要塞司令部校官眷舎基本情報

史跡名:基隆要塞司令部校官眷舎

住所:基隆市中正區中正路111、113號

開館時間:10:00-17:00(土日)
     13:00-17:00(水-金曜日)
     月曜、火曜休み

地図:

基隆要塞司令部校官眷舎グーグルストリートビュー

要塞司令官邸基本情報

史跡名:要塞司令官邸

住所:基隆市中正區中正路230號

ホームページ:https://nchdb.boch.gov.tw/assets/overview/monument/20061207000001

市定古蹟

地図:

要塞司令官邸グーグルストリートビュー

基隆要塞司令部校官眷舎/要塞司令官邸の歴史

基隆要塞司令部校官眷舎の歴史

1928年(昭和3年)頃建設。当時は旧日本軍の士官宿舎だった建物でした。戦後、国防部陸軍司令部などの所有となり、2016年に同局に移管されました。

基隆要塞司令官邸の歴史

1931年(昭和6年)に日本人企業家が建設した流水偉助氏の和風木造建築物です。
戦後は、国民党に接収後、基隆要塞司令官邸の代わりとして使用され、民間人に譲渡されました。

基隆要塞司令部校官眷舎訪問記

基隆海洋廣場から基金公路を通り、北部濱海路をしばらく歩くと左手に日式住居が見えてきます。行った当時は、まだ工事をしている最中で、何の説明書きもありませんでしたが、とりあえず写真を撮ってみました。

工事をしている人もいましたが、中をこっそり撮影してみました。1棟はすでに完成しているようでしたが、隣の部分がまだ基礎の状態のままでした。

こちらが完成した建物です。この時は日本統治時代の建物の修復かなと思いましたが、あとから調べると、その通りでした。旧日本軍の士官宿舎で、修復中でした。

20年2月時点では、このような状態でしたが、20年10月末には団体客を限定し、公開されたようです。

要塞司令官邸訪問記

基金公路から正豐街と北部濱海公路へと分岐する地点に標識があります。詳しく見ると「市定古蹟基隆要塞司令官邸修復再利用工程」を書いてあります。

ちょうど山の麓にあるような感じです。建物自体は少し高台の場所にあります。2月時点は、全体像がわかりませんでしたが、屋根の部分が見える状態であり、日式建物であることがわかりますね。

中文ですが、修復後の建物内部がわかる記事がありますので、以下を参照にして頂ければと思います。(添付リンクは、「中央通訊社」の記事です。)

https://www.cna.com.tw/news/acul/202010030026.aspx

基隆の新しい観光スポットです。近辺にも史跡がありますので、ぜひ見学してみてください。

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Posted by けんいち