【台湾情報】「鬼月」台湾のお盆
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今回は台湾のお盆に当たる鬼月について紹介したいと思います。ちょうど日本から台湾へ旅行へ行く時期とも重なる人も多いかと思います。禁止事項もありますので、旅行の際は少し気を付けてください。
鬼月とは?
台湾の旧暦の7月のことです。あの世から先祖などの霊(「鬼子(クィツ)」、台湾では「好兄弟(ハォションティ)」と呼んだりもする)がこの世に舞い戻ってきて巷を徘徊する月とされており、7月のことを特に「鬼月」と呼びます。「鬼月」のクライマックスは旧暦7月14日であり、この日は、中元節と呼びます。
供養の仕方は、テーブルに食べ物と飲み物、お線香を置いて、みんなで線香を持ちながらお経のようなことを唱えます。
線香やご馳走を用意し、鬼や霊を慰め、1ヶ月間、人間の世を楽しんでもらい、人々に危害を与えないようお願いが込められています。そして、玄関前に火をおこして、台湾銀紙という黄色の紙を燃やします。これを燃やすことによって、鬼はお金をあの世に持って帰れるそうです。
鬼月での主な禁止事項
結婚式
車を購入する
店の開店や会社の開業
不動産の購入や引越し
海や川などに入る
夜に洗濯物を干す
夜に口笛を吹く
などです。
鬼月の時期の台湾の風景
8月に台湾旅行をするとあちこちで目にします。
店の前には、多くのお供え物があります。
ちょうど時期的に龍眼が旬なタイミングですので、お供え物としてありますね。
こちらでは台湾銀紙という黄色の紙が燃やされます。 ちょうど暑い時期も燃やすので、かなり大変ですね。
通路のあちこちで金紙が燃やされているのを目にすることができます。
2016年8月18日高雄にて
豚丸ごと一匹のお供えもの。豚の口にはオレンジが入れられています。後ろにある積み上げられたものが台湾銀紙
旧暦の7月に台湾に行った時には、必ず目にする光景です。
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