【台北】「逸仙公園 (國父史蹟紀念館)」都会の歴史的公園
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台北駅の近い場所に、一瞬まったく雰囲気の違う空間が現れます。Wikipediaでは、「訪れる人の少ない残念公園」と書かれているが、実際、行って見てみると、日本式建物と中華風庭園が融合した非常に素晴らしい公園です。
逸仙公園 (國父史蹟紀念館) 概要
公園名:逸仙公園 (國父史蹟紀念館)
住所:臺北市中正區中山北路一段46號
開館時間:9:00-16:30
(11時30分~14時は昼休みで)
休館日:毎週月曜日
地図:
逸仙公園 (國父史蹟紀念館)とは?
逸仙の名前は、孫文の号になります。我々日本人は、よく、「孫文」といいいますが、台湾では、「孫中山」という名前のほうが使用されています。通路や大学名にも中山という名前が使われています。孫文は日本亡命時代に住んでいた近くの公園界隈に「中山」という邸宅があり、その門の表札の字が気に入り、孫中山と名乗るようになりました。
この公園の歴史は、日本統治時代、日本人の大和宗吉が、この場所で、「梅屋敷」という旅館を経営していました。 この料亭は、政府要人や海軍関係者がよく利用していたようです。
孫文に関しては、1913年の8月5日に台北を訪問した際に、宿泊したのが当時の高級旅館、この「梅屋敷」となります。その後、第二次世界大戦後の1946年に、国父史蹟紀念館として転用されました。
訪問記
北平東路を歩いてくると、正面に台北駅の駅舎が見えてきます。中山北路一段の交差点付近に差し掛かると、右手側に、周辺の都会の雰囲気と違った建物群を目にすることができます。
ちょうど交差点付近から見たところになりますが、門の上の瓦屋根、そして背後に見える日本式建物がどこか違和感を感じます。
こちらが建物群の入り口になります。「逸仙公園」と書いてあります。
中に入ってみましょう。入口から入ってすぐの場所に孫文像があります。
さらに奥に進むと、日本式の平屋の建物があります。懐かしい雰囲気があります。
次に、庭園を見てみましょう。所々に木々が植えられています。
建物と反対側の方面には、池があります。
池の中には、大き目の鯉が泳いでいます。
池の端にあたるところには、建物があります。こちらは中華風の建物になっています。
決して、残念な公園でもありませんし、台北駅にも近いですので、台北駅に来た際には、寄ってみる価値はあると思います。日本式の建物、大きな鯉が泳いでいる池、そして綺麗な緑の木々、癒されること間違いなしですね。
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