【台南】「祀典武廟」関羽を祀る廟
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今回は、台南にあるぜひ行ってもらいたい廟を紹介したいと思います。「祀典武廟」という廟ですが、台湾唯一の国家管理の武廟であり、格式が非常に高い廟です。1665年設立で三国志でも有名な「関羽」が祀られており、一般的には、「大関帝廟」と呼ばれてます。
廟名:祀典武廟
住所:台南市中西區永福路二段229號
参観時間:6:00-21:00
*国定古跡
地図:
永福路二段と民権路二段交差点から見た廟です。ここから見る廟の雰囲気が私は好きです。
赤崁楼から見た廟です。ちょうど 赤崁楼からは、廟の後ろ側になります。朱色の壁が非常にインパクトがあります。
廟の後ろ側に石碑があります。國定古蹟 祀典武廟 と書かれています。
廟の正面です。修復作業をしていたのですが、2019年10月時点では、工事は終了しました。
修復後の廟の入り口です。 「武廟」と扁額に書かれていますが、「關帝廟」のことです。
廟正面の入り口の上部には、細かな装飾が施されています。
それでは中に入ってみましょう。内部は横幅は狭いですが、奥行きが非常にあります。正面に見えるのが正殿になります。提灯のところに関聖帝君と書かれています。
正殿までの途中のところで、大きな刀があります。関羽が使用していた青龍偃月刀でしょうか?
正殿までは距離があります。関羽が鎮座している場所は、階段を上がったところになります。
正殿の前には大きな香炉があります。
こちらが正殿の関羽です。迫力のある顔が非常に印象的ですね。
周倉(左)・関羽(正面)・関平(右)像が並んでいます。
関羽は、三国志でも有名な劉備に仕えた義の男です。関平は、関羽の息子です。周倉は関羽の側近として活躍した蜀漢の武将です。
後殿に行ってみます。。三代廰です。三代とは、関羽の祖先。祖父、父親のことになります。 質素な雰囲気な中にも、どこか惹かれるものがあります。
三代廰の前には、香炉があります。
中に入ると、「光昭王」、「裕昌王」「成忠王」と書かれた3つの位牌がありました。
次に左側にある観音廰です。観音というと仏教ですが、建物の中には道教の神も鎮座しています。
それでは中に入ってみましょう。佛法無邉という扁額があります。
こちらが観音 佛祖 です。
観音佛祖の右隣には、 註生娘娘です。安産の神様になります。
観音佛祖の左隣には、福徳正神です。 商売と土地、農作物を守る神様となります。
観音廰の横には月老祀があります。中に入ってみましょう。
中には、月下老人がいます。いわずと知れた縁結びの神様ですね。
月下老人の近くには、中文でお祈りの説明書きがあります。自分の姓名、誕生日、住所、理想の人を月下老人に向かってお祈りする形ですね。
月老祀の隣には、大歳殿です。
奥には、火徳星君が祀られています。
西社には、五文昌帝君です。
あと、敷地には、亀が飼われていました。ちょうど餌やりの時間だったようで、緑色した葉っぱを投げ入れていました。亀が、葉っぱ目がけて食べていました。
廟内には、日本統治時代に、共立幼稚園があったようですね。
また、隣には、廟の歴史が中文で書かれています。
台南でも有名な廟です。台南に旅行に行った際には、絶対に行ってほしい廟ですね。
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