【花蓮】「旧鉄道文化商圏」昔の鉄道跡
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初めて、台鉄花蓮駅に来ると、まず思うことがあります。「これが花蓮の中心駅??」と。なぜかというと花蓮駅の周りにはあまり店がないからそう思ってしまいます。これには、歴史があります。昔の花蓮駅は現在の場所ではなく、違う場所にありました。そう、花蓮市の鉄道の歴史を知ると、繁華街の変遷が分かってきます。
昔の花蓮駅はどこにあったのか?それは、花蓮で有名な東門夜市場の近くにありました。東門夜市場の近くの石來運轉噴水池は、駅があったころは、駅前の広場だったようです。噴水には、花蓮名産の球状の大理石が回転してます。
現在の地図の地名を見ると、昔の駅があったことがわかります。
さて、本題の「旧鉄道文化商圏」ですが、中正路551にあります。こちらは、旧鉄道線路跡になります。
史跡名:旧鉄道文化商圏
場所:花蓮縣花蓮市中正路551巷
地図:
鉄道跡の見取り図です。現在は両脇に商店が並んでます。ちょうど現在の中正路551巷という通りに線路があり、鉄道が走っていました。
現在も中正路551巷には、線路後が長い距離で残っています。
途中で標識がありました。「看巷小」と書いてありますが、色々と調べた結果、本当の駅ではなく、店名のようです。ただし、荳蘭駅(田浦)は、過去実在していた駅です。(現在はないですが)ちょうど、図の赤の線と青の線が交わる付近にあった駅のようです。
今も電車が走っていそうな雰囲気があります。
図(Wikipediaより)。Aは、昔の花蓮駅、Cは、現在の花蓮駅です。標識に花蓮港駅と書いてあるのは、現在の花蓮駅ができた時に、花蓮港駅に変わったためです
花蓮駅関連の歴史は以下の通りです。
1910年 花蓮港(旧花蓮)駅開業
1910年 荳蘭駅(とうらんえき)として旧吉安駅から2.3km、旧花蓮駅から2.3km地点に開業。
1937年 田浦駅に改称
1951年 旧花蓮港駅を花蓮駅と改名、同日東花蓮港駅を花蓮港駅と改名
1979年 北廻線花蓮新駅(現在の花蓮駅)開業。
1981年 花蓮旧駅休止。
1982年 吉安(現駅)までの改軌工事が完了し、統合される形で廃止。
1992年 田浦駅舎撤去
昔の鉄道の風景はこんな感じだったのかもしれませんね。
線路は、自由街まで続いています。
花蓮の歴史を知る上では、鉄道の歴史を知ることが重要ですし、こういった施設は、貴重な遺産ですね。
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