【恒春】「恒春城南門」存在感のある城門
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今回は、台湾映画「海角七號君想う、国境の南」の舞台にもなった恒春にある古城南門を紹介したいと思います。台湾には、多くの城が残っていますが、その中でも恒春古城は、4つの城門と城壁が完璧ではないもののかなりの距離で残っています。また城壁や城門の上にも上ることができます。(上ることが出来るのは、南門以外です。)4つの城門のうちのランドマーク的な存在の南門を今回は紹介していきたいと思います。
恒春城南門基本情報
史跡名:恒春城南門
住所:屏東縣恆春鎮
ホームページ:http://uukt.com.tw/attraction/70
地図:
恒春古城とは?
恒春古城は清代の1875年に建設されました。古城の中にある恒春街は、2,287mの壁で覆われた街になっています。台湾の中でもこれだけ城壁と城門がきちんとした形で残っている場所はなく、まさに古城の雰囲気が味わえる場所です。
恒春城南門とは?
明都門とも呼ばれる。南門は恒春街と南湾、墾丁との主通路でした。 日本統治時代には、 南門の通路に鉄道が走っており、南湾と恒春の間を貨車が通っていました。
恒春への行き方について
訪問記
高雄から来たバスを降り、バス停から中正路を南に歩き、ひとつ目の南路を右折すると正面に南門があります。この存在感は、恒春のランドマークといっても過言ではないですね。
南門を中心に道路がロータリーとなっています。 閩南式レンガが使用されています。
こちらの方向から見ると、屋根の四隅が、ピンと跳ね上がった形になっているのがわかります。それほど派手は装飾はありませんが非常に存在感があります。
こちらの通路は、日本統治時代には、鉄道がと通っていました。城門の周りは周辺が道に囲まれているロータリーになっていますので、近づいてみるときは、車に気を付けてください。
通路のところを歩いてみましょう。レンガの色が非常に鮮やかです。通路の広さは、どちらかというと狭いです。
南門の全体的な姿がわかりやすいように動画で撮影してみました。城外から城内を撮影しています。
南門路14巷からみた南門。2階部分の構造と屋根の形がよくわかります。レンガの色が非常に綺麗です。
南門路14巷の通りのとなりには、城壁跡があります。この先の恆春國中までは城門はなくなっていますが、 恆春國中から東門までは城門が残っています。
次に夜の南門の紹介したいと思います。こちらは、恒春城内の方向からの撮影ですが、下からの光がとても幻想的な雰囲気になっています。
こちらは城外から見た南門です。反対側と違い、シンプルな造りになっています。
恒春古城は、全長で3km弱ですので、全ての城門、城壁を歩いて見ることができます。保存状況もかなりいいですので、ぜひ恒春に行ってみてください。他の城門・城壁、恒春の街並み、そしてお勧めのグルメは、次回以降紹介してきたいと思います。
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