【新北】「三峽老街」絶対に行きたい台湾老街

2021年7月17日新北


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今回は台湾でも有名な老街のひとつである「三峽老街」を紹介したいと思います。260mの通りに続くレンガ色の建物が異空間にいる気分になります。もちろん食事やスイーツを食べるお店もありますので、見て、食べて過ごせる場所です。
 それでは詳細を紹介していきたいと思います。

三峽老街基本情報

老街名:三峽老街

住所:新北市三峽區民權街37-147號

三峡老街ホームページ: https://www.sanxias.com.tw/

三級古跡(1991年登録)

地図:

グーグルストリートビュー

台北からの行き方

公共交通機関利用の場合

  • 高鐵、台鉄「板橋駅」下車、台北客運バスの702、705番に乗り、「三峡老街バス停」下車。
  • 台北MRT板南線で「新埔駅」下車、首都客運バスの802番に乗り、「三峡老街バス停」下車。
  • 台北MRT板南線で「永寧駅」下車、台北客運バスの706、812番に乗り、「三峡老街バス停」下車。

*ちなみに私は鶯歌駅から歩きました。

三峽という地名の変遷

 元々はこの地区に住んでいた少数民族のタイヤル族の「三角躅」から始まっています。移民してきた漢人がこの言葉を聞いて「三角湧」と表記し,その後,「三角湧」と呼ばれるようになりました。今も老街には「三角湧」という表記されているものがあります。「三角湧」とは大漢渓、三峡渓、横渓の3つの川が合流して波立つという意味もあるようです。
 その後日本統治時代の1899年(明治32年)に「三角湧庄」が置かれ、閔南語発音の「三角湧(sa-kak-eng)」に発音から似た日本語の「三峽」へ名称が変更され,1920年(大正9年)に「三峽庄」となり,1940年(昭和15)年に「三峽街」となりました。

三峽老街の歴史

1685年 泉州人ら陳瑜が開墾。

1755年(乾隆20年) 福建安溪人の董日旭が三峽民権老街周辺の開拓を行う。

乾隆期   福建省安渓からの移住者が増加し,渓集落が形成された。(三峽老街)

1767年 三峡祖師廟創建

1880年代  1920年頃まで樟脳、染布、茶産業で栄えた

1991年 三級古跡となる。

三峽老街訪問記

台鉄鶯歌駅から歩いてきました。ここまで約1時間弱の距離です。ちょうど来たのが冬でしたので、よい散歩になりました。こちらは中山路と仁愛街の交差点にある建物ですが、まだ老街ではないですが、雰囲気のよい建物が中山路沿いには多いです。

こちらも中山路沿いのお店ですが、レトロ感満載です。ブリキの看板、そしてレコードのジャケットが歴史感がありますね。

新北市三峽區公所です。かなり圧倒される建物です。入口の長い円柱の柱と屋根部の装飾が特徴的です。

三峽歷史文物館。瓦屋根の建物ですが、建設されたのは日本統治時代の1929年です。現在は歴史館となっており、1階部分は三峡の主力産業のひとつであった染色にまつわるものが展示されているようです。私が来たときは閉館しており、中を見ることはできませんでした。

民權街へと右折し、少し歩くと、老街が見えてきました。少し離れたところから見てもかなり目立ちますね。全長が260mの老街です。

老街入り口の左右には、昔の写真と三峡産業と三角湧の歴史が書かれています。

こちらには三峡老街百年古井です。100年以上の歴史があるようですね。

それでは老街に入っていきます。この空間は、レンガ色のレトロ感が降り注いてくるような感覚でした。異空間にいるようです。コロナ発生した2019年2月に来ましたが人はそこそこいました。

バロック様式の建物が両脇に並んでいます。時間があまりなかったためじっくり見ることが出来ませでしたが、ゆっくりとひとつひとつの建物をみるのもいいかもしれませんね。

建物だけでなく、食事する場所もいっぱいあります。また行った場所は別の記事で紹介したいと思います。

こちらは仁愛街から見た老街です。

老街の動画

三峡老街の動画です。老街のよくわかると思います。

帰りは、台鉄桃園駅までタクシーで帰りましたが、タクシーに乗った後、運転者が「日本人か?」と聞かれて、コロナの関係もあっていやがるかなと思いましたが、「YES」と答えると、運転手は「Good」と言って、テレサテンの歌を社内に流し始めました。こういったところが、台湾の好きになってしまうところなんですね。また行きたくなってきます。

最後に三峡老街の周辺の老街を紹介します。

三峡老街周辺の他の老街

三峡老街周辺には有名な老街がありますので、紹介したいと思います。一緒に周るのもいいかもしれませんね。

鶯歌老街

鶯歌駅近くにある陶器で有名な老街です。

住所:23941新北市鶯歌區尖山埔路

地図:

ブログ記事:

大溪老街

まだ私は行ったことがありません。鶯歌老街と三峡老街とともに訪問したかったのですが、時間がなく行けませんした。次回行こうと思った矢先にコロナの影響で行けず仕舞いになっています。

住所:桃園市大溪區和平路

地図:

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Posted by けんいち