【観光スポット】炭鉱跡と猫に触れ合える癒しの空間
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台湾には色々な観光地がありますが、今回は台北から少し離れた場所にある猴硐(Houtong)を紹介したいと思います。猴硐は「猫の村」として有名で、間近で猫と触れ合うことができますが。それ以外にも、旧炭鉱の街であり、歴史を感じる雰囲気があったり、自然豊かな風景を味わうことができる場所です。
猴硐基本情報
撮影スポット:猴硐駅周辺(Houtong)
住所:新北市瑞芳區柴寮路70號
地図:
猴硐への行き方
台鉄で台北駅から猴硐駅までは一時間前後の距離にあります。猴硐駅は特急の自強號は停車しませんので、各駅停車の電車に乗ります。瑞芳の次に駅です。
猴硐が猫の村になった経緯
まずは、「猴洞」という地名の由来ですが、「猴」は猿という意味で、昔、猿が多く棲み付いていたので、猴洞と名付けられたと言われています。その後、洞窟を石炭採掘に利用し始め、1911年に猴硐坑が開採されると、猿たちは徐々に少なくなりました。炭鉱が盛んになると坑道の木でできた梁や柱を食い荒らすネズミを駆除するために、猫を飼うようになりました。そして時代とともに炭鉱は徐々に衰退し、1990年に鉱山閉鎖されると街は寂れる一方、猫はどんどん繁殖していくようになります。2009年には猫好きの有志によって『猫との共生で猴硐は最も美しい』をスローガンに保護活動を開始し、今では、台湾の猫村として多くの人が訪れる場所となり、CNNが推薦する世界6大猫スポットの一つといわれるようになりました。
猴硐の見どころ
猴硐は石炭や金を採掘する鉱山でしたが現在は炭鉱跡となっています。昔の炭鉱で使用された建物や輸送用の鉄道、展示施設があります。日本統治時代から始まり、廃坑になるまでの歴史がわかります。
そして炭鉱跡であったことから周辺は山に囲まれた地形になっています。緑に覆われた広大な景色に圧倒されます。そして広がりだけでなく、高さも感じることができます。山と川の緑と晴れた日には空の青と青系の色が心洗われる気持ちになってきます。
猴硐訪問記
1920年に開業した猴硐駅ですが、駅の背後には、緑に覆われた山があります。山間部にあるということがわかります。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
駅を降り、炭鉱があった方面に歩いていくと、正面に建物と背後に山があります。かなり整備されているような印象です。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
こちらの建物は、見側が旧整探倉庫で左側は旧炭場事務所です。倉庫の主な役割は、製炭工場と運炭場の日常運営、メンテナンスに必要な物品倉庫でした。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
旧炭場事務所。1935年(昭和10年)建設。石炭選別、洗浄作業、品質管理、顧客からの注文の種類や数量に基づき、鉄道局専用の石炭運搬車両に乗せられていました。瓦屋根と朱色の壁が遠くから見ても目立ちます。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
建物の右側を見ると、荒れた炭鉱関連の建物があります。地面には、線路跡が残っています。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
縦門自体は朽ち果てたという感じで、稼働していた時のことが想像できない状態です。廃炭鉱ツアーが興味のある人にはお勧めかもしれません。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
近くには現役時代の写真と説明書きの案内文がありました。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
旧整探倉庫は願景館という博物館となっていますが、現役時代の模型図の展示等があります。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
次に博物館を出て、奥に進んでいくと途中に猫が階段にいます。やはりこの地は、猫の村であることが感じられる瞬間でした。そして、人間が近づいても逃げる雰囲気がありません。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
基隆河近くには、周辺が見渡せる場所になっています。ここから右手を見ると、瑞三運煤橋が見えます。この橋は、昔、炭鉱で使用されていた橋になります。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
この辺りは、山間部を基隆河が流れているのがわかります。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
猴洞の周辺の形式を動画で撮ってみました。山あり河ありで自然豊かです。
瑞三運煤橋へ行ってみます。瑞三製炭工場と橋は以前は繋がっていたようですが、今はかなり朽ち果てています。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
橋には、線路が今でも残っています。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
線路の上には、石炭の原料が入った貨車があります。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
橋の上から基隆河の眺めは非常に爽快です。天気がよかったこともあるかもしれませんが、大きく深呼吸すると、いい空気が体の中に入ってくるような気分になります。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
こちらも動画で撮影しました。周辺の雰囲気がよくわかると思います。
橋の終点まで来ると、炭鉱洞があります。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
中を覗いてみると何かが動いていて、こちらに向かってきます。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
しばらくすると中から貨車が出てきます。貨車には人が乗っており、炭鉱跡のツアーを味わえるようになっています。(カメラ:Canon PowerShot G1 X Mark III)
猴硐は「猫の村」として有名ですが、猫とのふれあい、旧炭鉱の雰囲気、山と河の自然を感じられる場所ですので、一日がかりで来る価値のある観光地ですよ。ぜひ台湾旅行に来る予定のある人は、猴硐へも足を運んでみてください。
猴硐は「猫の村」で猫と触れ合いたい方は、こちらのブログ記事を参照ください。https://oitaiwan.jp/post-3461/
ディスカッション
コメント一覧
こんにちわ!
猫好きとしては見逃せない情報
ありがとうございます。
猴硐ですか?
台湾に一度行ってみたい私にとってうれしい
情報でした。
ありがとうございます。
こんにちは!ブログ訪問ありがとうございます。
「猴硐」は猫の村で近寄ってもあまり猫は逃げませんよ。
また世界初の猫カフェも台北にありますよ。「小猫花園」という
店になります。
https://oitaiwan.jp/post-142/
台湾は猫天国です。ぜひ台湾に行ってみてくださいね。
けんいち