【台南】「林百貨店」日本統治時代のリノベ百貨店
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1932年12月5日日本統治時代の台南州末広町二丁目(現在の中正区忠義路二段63號)に山口県出身の経営者林与一によって「林百貨」が創業しました。林百貨の前の末広通は、台南一の目抜き通りで、銀座通りとも呼ばれていました。日本統治時代もかなりの好立地にあったことがわかります。
1945年3月1日には、大規模な空爆により建物は損傷しました。
戦後、建物は修理され、台湾製塩総工場等に使用されたが、1980年代には空きビルとなりました。
1988年に台南市定古跡。2013年7月に台南市のファッションビルFOCUSを運営する高青開発股份有限公司が委託経営権を取得し、同ビルを賃貸することが発表され、2014年6月14日林百貨店は文化クリエイティブ販売施設「林百貨」として生まれ変わり、現在は多くの日本人旅行者が訪れる場所となりました。
建物名:林百貨店
住所:台南市中正区忠義路二段63号
営業時間:11:00-22:00
ホームページ(日本語):http://www.hayashi.com.tw/page.asp?nsub=A8A000&lang=J
*市定古跡
地図:
台鉄台南駅から歩き、円環になっている湯徳章記念公園まで来て、中正路に入ると林百貨店の建物が見えてきます。いきなり昔にタイムスリップしたような感じがします。この中正路が日本統治時代には、銀座通りといわれた目抜き通りだったところです。
忠義路二段と中正路交差点付近から見た林百貨店です。この交差点から多くの人が林百貨店の写真を撮っています。林百貨店の反対側にも日本統治時代に建設された旧日本勧業銀行台南支店の建物があります。
日本統治時代の林百貨店の姿です。ほぼ現在の建物と変わりはありませんね。(画像は、「我們的島 第704集 五層樓仔傳奇 」を参照してます)
こちらは、忠義路二段から見た建物です。
建物外観の細部を見ていきましょう。入口の上部の部分からです。一番上のところには林というマークがあります。頂上には旗を掲げるためのポールです。
百貨店の入り口部です。建物の両端の丸窓がとても印象的です。
建物の歴史が書かれた説明文があります。日本語でも書かれています。
それでは、中に入ってみましょう。内部は、照明を初めてとして、懐かしさを感じる雰囲気です。1階は、雑貨を初め、ドライフルーツ等を販売されています。
内部は、照明をはじめてとして、懐かしさを感じる雰囲気です。1階は、雑貨を初め、ドライフルーツ等を販売されています。
ブラウン管のテレビも展示してあります。
こちらは、1階にあるエレベータです。エレベータの階標識が昔っぽさがあります。
林百貨店の内部は、設備を含めたところまで、昭和感を漂うものがあります。こちらは、階段ですが、写真ではわかりずらいですが、実際歩いてみると、懐かしさを感じます。
階段の近くにある、時計です。現在ではなかなか、見ることのできない昭和感があるものですね。
百貨店の上層階に来るとさらに懐かしいものがあります。こちらは、3輪の自動車です。最近は、全く見なくなってしまった自動車ですね。
こちらは、赤いポストです。
ポールがありますので、ここが最上階であることがわかります。扉があるので、中に入ってみますよう。
中に入って左側を見ると窓越しに鳥居が見えます。
ここは、台湾商業施設に現存する唯一の屋上神社です。林百貨店が開業してから半年を過ぎた頃に神社が完成し、末広社と呼ばれ、産業の守護神として信仰された。当時は一般公開されていない場所でした。
林百貨店のもうひとつの魅力的なところを紹介したいと思います。それは、暗くなってからの百貨店です。ライトアップがされるのですが、昼間とは全く印象が変わります。非常にきれいです。
どうですか?非常にきれいじゃないですか?
そして、夜の屋上の神社も見てみましょう。夜は、非常に厳かな雰囲気が出てきます。
最後に屋上からみた中正路です。昔の銀座通りですね。左側にある建物が旧日本勧業銀行の台南支店です。
台南に来たら、林百貨店はぜひ来てほしい場所ですね。こちらで台湾土産を買うこともできますよ。
また林百貨の昼と夜の外観の違いはこちらです。見た感じきれいですよ。
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