【台南】「台南孔子廟」台湾最古の孔子廟

2019年11月30日台南, 廟・寺院

今回は、台湾最古の台南孔子廟です。1665年にできた廟ですので、台湾の歴史の中では最古に近い建造物かと思います。
 もちろん周辺には、日本統治時代の建物も多く残っておりますが、観光の際には、優先的に見てほしいですね。

廟名:台南孔子廟

住所:台南市中西區南門路2號

入館時間:8:30-17:20

入場料:25元

孔子廟の概要:
 台湾最古の孔子廟で、旧名は「千師聖廟」。1665年鄭成功の息子である鄭経が陳永華の提案を受け、建築された。その際に「文廟」と「国学(党)」を設立。左側(東面)には「国学」、右側に(西面)に「文廟」としました。「国学」には、明倫堂を設置し、孔子を招聘し、学生を募り、経学を教え始めた。「文廟」は、大成殿が建てられた。台全国にて唯一学校が設立された廟です。

地図:

まずは、台南孔子廟の前に台北にある孔子廟の紹介です。以下参照ください。

高鐵台南駅から無料バスで孔子廟で降り、運動場から孔子廟を撮った写真です。

台南孔子廟に入る前に、まずは、孔子廟の平面図からです。(台南孔子廟パンフレットから抜粋)

それでは武徳殿がある西大成坊から中に入ってきましょう。

中に入るとレンガ造りの通路があります。

最近になって、洋池方面に櫺星門の遺構の再現がされました。

中文での説明があります。昔の見取り図や写真がありますので、現在の孔子廟と比較しながら見ると面白いと思います。

こちらは、義路になります。

こちらは、孔子廟の中心の入り口である大成門です。レンガが敷き詰められた地面が非常に印象的です。

中に入ると正面に大成殿があります。

大成殿に入ってみましょう。多くの扁額があります。中心には、至聖先師孔子神位の位牌があります。

大成殿の後ろにある崇聖祀です。歴史を感じますね。

中には、5体の位牌があります。

大成門を出て、明倫堂へ行きます。途中に禮門があります。

明倫堂の入り口の入徳之門です。大成門とは違った雰囲気ですね。

明倫堂です。

外からでも中の様子がうかがえます。漢文が並んでいます。

中に入ると、上部に明倫堂と書かれた扁額があります。大學之道から始まる文は、教えのようなものが書いてあるような感じです。

明倫堂の隣には、六角堂の建物があります。こちらは、文昌閣です。

最後に廟の前にある洋池です。真ん中のところに石がありますが、亀がいます。

多くの亀がいます。

どうでしたでしょうか?台南に来た際には、赤崁楼と並ぶ必ず行かなければならない観光地だと思いますので、ぜひ孔子廟に行ってみてください。

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