【高雄】「打狗鐵道故事館」日本統治時代の駅跡

2019年11月21日高雄, 歴史的建造物

今回は、日本統治時代の鉄道がわかる史跡です。高雄にある「打狗鐵道故事館」です。昔の機関車や電車も見れる場所です。敷地面積が非常に広いですので、開放感が非常にあります。
 

史跡名:打狗鐵道故事館

住所:高雄市鼓山區鼓山一路32號

開館時間:10:00-18:00
     月曜日休み

ホームページ:https://trm.tw/ja/

旧高雄港駅の歴史:
  高雄港は昔は、打狗港と呼ばれていました。 打狗(台湾語: ターカウ)とは平埔族マカタウ族の集落タアカウ社の名称に由来してます。
 1858年に清が天津条約の締結により諸外国に打狗が開港され、外国の領事館が設置され国際貿易拠点となりました。今も高雄が港町であるというイメージはその当時からあるものかもしれません。
  1895年に下関条約により台湾が日本に割譲されると、1900年に台湾総督府鉄道が台湾縦貫線の南の起点として打狗停車場(のちの高雄港駅)が開設された。
 日本統治時代に建設された高雄港駅は、貨物専用駅 1920年9月、「打狗」という文字が卑俗であるとし、台湾総督府により打狗と発音の近い内地の名所でもある高雄(たかお)に改称されました。
高雄港駅は、2008年に廃止となりました。

地図:

まずは、新旧の高雄周辺の路線図を見てみましょう。(Wikipediaより参照)

MRT西子湾駅2番出口を出ると、壁面に昔の写真があります。

打狗鐵道故事館となっていますが、昔の高雄駅駅舎ですね。屋根部は瓦で、壁は歴史感があります。

こちらが入り口になります。

こちらがプラットフォームです。標識が高雄港となっています。

線路がまだ残っています。

機関車や電車が展示されています。

中文で高雄港駅の説明書きがあります。

鉄道ファンはもちろんのこと、高雄の歴史が知れる場所ですので、高雄を訪れる人には、行ってほしい場所ですね。

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