【高雄】「鳳山歴史教室」鳳山地区の歴史がわかる施設

高雄, 観光地

 今回は高雄の鳳山地区にある歴史教室の紹介をしたいと思います。鳳山地区は昔、城があったこともあり、城門跡や砲台を見ることができます。それらの史跡を見る前に歴史教室に行ってから訪問すると城以外の歴史もわかりますよ。
 一部ですが、歴史教室を紹介していきたいと思います。

施設名:鳳山歴史教室

住所:高雄市鳳山區光遠路160號

開館時間:9:30-18:00
     (月曜日休み)

Facebook:https://www.facebook.com/busgo0623

地図:

高雄MRT大東駅2番出口を出て、光遠路を西方向に歩いていくと、右手に大きな建物があることを発見できます。大東文化藝術中心(大東文化芸術センター)の建物です。かなり大きな建物で形状も独特ですので、すぐにわかります。

今回訪問するのは、鳳山地区の歴史がわかる鳳山歴史教室です。鳳山地区は鳳山縣新城跡があり、歴史のある地域です。場所は大東文化藝術中心の奥側にあります。案内が出ています。

こちらが施設です。施設の窓には、地図が貼られています。

入ると、色々な展示物があります。入場料は無料で、比較的に入りやすい雰囲気です。現地の言葉がわかる人であれば、説明員から説明を受けることが出来ます。(私は全く言葉がわからないので展示品を見るのみです。)
こちらが、展示物のひとつです。鳳山地区は城跡だけでなく、鐵関連の町であることがわかります。

鳳山で作られた鉄の品物が展示されています。

現在の地図でも確認をするとちょうど鳳山縣新城東便門近くに打鐵街残跡と示されています。この通りは今も鉄関連のお店があります。

こちらは昔の高雄全体の手書きの地図です。左側のオレンジで書かれた円が左営にあった鳳山縣旧城で、真ん中のものが鳳山にある旧城です。それぞれに運河が張り巡らされていたのがわかります。

こちらは鳳山縣旧城の地図です。鳳山龍山寺も描かれています。

こちらは東便門と東福橋の昔の写真です。鳳山縣新城で唯一現存する門です。東福橋は現在と形状は違いますが、今もあります。

こちらは模型です。

こちらの城門は今は現存していない東門(朝暘門)です。左上に見えるのが鳳山龍山寺です。

こちらは城内です。近くに鳳山龍山寺がある場所ですね。昔は立派な城門であったことがわかります。日本統治時代に撤去されました。

こちらは城外から見た城門です。

こちらは東門近くにある鳳山龍山寺です。現在も同じ場所にあり、昔とほぼ同じですね。

こちらは、鳳山縣新城にあった平成砲台です。名前が日本の元号と同じですので、少し親しみもある砲台です。今も現存しており、ほぼ外観は昔と同じです。

平成砲台のブログ記事は以下から(ブログ内に写真もあります)

昔の訓風砲台です。鳳山龍山寺の裏手にあります。こちらも現存しています。

鳳山地区は昔、城があった街ですので、鳳山歴史教室で展示物を見た後に、実際の城門、砲台を訪れてみてはどうでしょうか?

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