【台南】「旧日本勧業銀行台南支店」日本統治時代からの建物

2020年12月28日台南, 歴史的建造物

 台南は、日本統治時代の建物が修復・保存した形で多く残っていますが、今回は同じ日本統治時代の建物の「林百貨」の前にある「旧日本勧業銀行 台南支店」です。現在は、台湾土地銀行の建物になっており、今も現役で銀行業務が行われています。
 台湾土地銀行の前身は日本統治時代の日本勧業銀行になります。日本勧業銀行は、台湾各地に台北・高雄・台中・台南・新竹の5支店を開設しましたが、戦後、中国国民党が接収し台湾土地銀行として1964年に設立されました。

建物名:旧日本勧業銀行 台南支店(現台湾土地銀行)

住所:台南市中西區中正路28號

地図:

場所は、ちょうど林百貨の前にあります。右手側の円柱の柱が特徴的です。旧日本勧業銀行台北支店の建物とよく似ています。(現在は、土地銀行の建物として使用されています。)

日本統治時代の日本勧業銀行写真。中正路側から撮った写真ですね。円柱の柱が非常に特徴的です。

同じく中正路側から撮影した現在の建物です。特徴的な円柱上の柱は健在ですね。また行名が入っている部分は日本統治時代も同様に日本勧業銀行という社名が入っていたようです。

中文での説明文がありました。1928年に台南支店はできています。 戦後に土地銀行となり、現在に至っています。

中正路側の建物から天井を見てみました。天井がとても高いですね。柱廊藻井という建築手法が非常に特徴的です。

こちらは忠義路二段側です。中正路側の天井の高さと反対で、天井はかなり低くなっています。

林百貨屋上からの土地銀行です。建物の形状は、V字型になっていますね。右側の通りが中正路、左側の通りが忠義路二段になります。建物自体の白さが非常に側だってますね。

ちょうど正面に林百貨もあり、よく日本人が行く場所でもありますので、旧日本勧業銀行の建物の詳細を見てください。

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